次の日の昼間に、近所の悪ガキが湖のほとりに現れました
また木に登っています
「お兄ちゃん、僕の鏡見つかった？」
「ないぞー。湖の中に落としてしまったのかもな」
「お兄ちゃんのばかー！」
魚に人の言葉は分かりませんが、何だか不安です。
木の上の魚も不安そうな顔をしています
ぐらり
木がきしんで、木の上の魚はバランスを崩してしまいました
ぽちゃん
「あーー！ 落ちちゃった！ 僕の鏡！！」
「うわ、ごめん！！」
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